Match Race の攻略

この記事の目的

とりあえずどれか一つのキャラでマッチレースを制覇すること。スコアなどを気にしないものなので,記事全体も割といいかげんな感じです。軽い気持ちでプレイするというのも重要なことです。

ライダー・ボードの選択

ぶっちゃけどれでもいいです。が,それだとあんまりなので一応お薦めなどを書いておきます。

まず全体の注意点として,ゲーム中で示されるライダーやボードの性能は実際のそれとは全く関係ありません。無視するべきです。

ボード選びの注意点としては1~3枚目は順番に強くなっているとは限らないが,4枚目は必ず1~3枚目すべてに対して上位のボードであること。つまり4枚目のボードを入手しているのならそれを使用した方がいいです。ファニーボードは音が特殊で感覚がずれるのでお薦めしません。ロケットに関しては即死になるのでかえって難易度が上がると思いますが,使いたければどうぞ。ただしこの記事ではロケットボードに関しては以後考えません。

ライダーについてはリッキーかロブをお薦めします。リッキーはジャンプ力が最も高く,ほかの性能も優秀な万能キャラです。何も考えたくなければリッキーでいいです。その場合で,8-bit soul を持っていないならば,最高速の高いWinterbornを使うとよいでしょう。ロブはリッキーに比べて安定感があるのでそれを好む場合にはお薦めです。無視すべきと断じたゲーム中の性能表記ではバランスが高いことになっているので,もしかしたらライバルの攻撃に対する耐性も高いかもしれません。ターンが苦手でどうしても曲がりきれないところがあるという場合にはあかりを使うというのもいいです。ラウルとタラは他のキャラに比べて癖が強いのであえて勧めはしません。

コースの攻略

と銘打ってなんですが,このゲームではコースを覚えることより基本テクニックを習得することの方がはるかに重要です。汎用的なテクニックをちゃんと習得すれば,マッチレースの攻略は全く難しいものではなくなるのです。とはいえ,コース自体について知っておいた方がいいこともあるのでこの節を設けました。

一度スラロームを完走しておくというのはお薦めです。コインが見つからない場合のヒントになりうるというのもそうですが,突入が比較的簡単で,しかもタイムの短縮にもなる隠しルートというのもいくつかのコースで存在するので,隠しルートの存在を知っておくのは重要なことです。ちなみに敵は(エクストリームでさえ)必ずしも最短のルートを通りません。敵と違うルートを通るのは,敵の攻撃にあってミスをする可能性を排除できるという点で望ましく,しかも敵より速いルートならば言うことはありません。

とまあ,どのルートを選択するつもりか知っておく程度で十分です。ミスって違うルートを通らざるを得なくなってもそれが致命的なミスになるとは限らないので,あきらめずに完走を目指しましょう。たまにはあえていつもと違うルートを通るのも気分転換になってよいものです。

ちなみにレース前に表示される地図は実際のものとは全く関係ないので惑わされないように。

軽くいくつかお薦めルートもあげておきます。あがってないところはあまり重要でないので,好きな所をどうぞ。

ミッドナイトビレッジ
二方向分岐のオンパレードですが,基本的にはFrom氏の動画の通りで。ただし最後の林を抜けるところは難易度が高いので左側を通るのがお薦めです。
ランバーファクトリー
スタート直後に右側の坂を登るルートを取るのは絶対やった方がいいです。工場を抜けた直後の左側のグラインドルートは取らない方がお薦め。
パラダイスライン
基本的にFrom氏の動画の動画の通りで。ただしマッチレースの場合は動画ほどジャンプする必要はないので,難所では無理せずゆっくりと曲がった方がいいでしょう。
パノラマライン
スタート後右,左と一段上の所を通り,長いグラインドをするところは確実にできるように。
ミッドナイトシティ
螺旋前の大階段はFrom氏の動画のように横に飛び降りるとだいぶ速くなります。ただし苦手なら無理して狙わなくてもいいです。レストランの部分は動画のように行くのは少し難しいので,好きなルートで構いません。
ブリザードライン
From氏の動画の14秒あたりのジャンプは確実にできるように。着地は多少失敗しても構いません。45秒あたりのジャンプはできた方がいいですが,少し難しいので無理して狙う必要はありません。
クリスタルライン
どのルートをとっても問題ありませんが,迷うようならFrom氏の動画の通りに。かなり長いので基本テクニックで差をつけやすくミスっても挽回のチャンスが多いので,このコース,実は難易度は低い部類に入ります。

トリック

トリックは苦手なら全く行う必要はありません。マイティー状態はあらゆる状況において有利になるため,なるにこしたことはありませんが,そのためのトリックでこけてれば世話はありません。ただしミッドナイトシティーとそのRに関しては,多少苦手でも通行人がいるところに入る前にマイティーになっておいた方が楽ではあります。フリップ二回とグラブ一回でマイティになれる(片方のフリップと同時にグラブを入れることで二回のジャンプで達成できる)ことを知っておくといいでしょう。

高い崖からのジャンプでのダブルフリップは失敗する可能性が高いので控えるべきです。グラブトリックはトリック中のまま着地すると必ずこける点に注意しましょう。

グラインドは遅くなるのでショートカット用のもの以外は避けるべきですが,そのためにこけてればやはり世話はないので,あまり気にしなくても構いません。ただしショートカット用のもの(特にパノラマライン)は乗るのに失敗するとかなりのタイムロスになるので,そこだけは確実に成功するよう練習した方がいいでしょう。ちなみに比較的簡単にメーターをためてマイティー化することができるので,それを狙うのはアリです。

ジャンプ

はい,1080SSの最重要テクニックのジャンプです。これさえマスターすればマッチレースは敵ではありません。詳しくはSSSのティップス(外部リンク)を見てもらうとして,もっとも重要なのは新雪でのジャンプです。新雪中を滑走するときはAボタンを連打しましょう。それだけでもかなり有利になります。特にパラダイスラインなんかはそれだけで敵に対して圧倒的に速くなります。ただしカーブを曲がる必要があるときや,凹凸があって着地が難しい時などには臨機応変にします。

着地の瞬間にLトリガーを引くというのは癖にしましょう。よろめきを軽減し,着地後の加速につながるうえ,多少角度がいい加減でも強引に着地できる万能テクニックです。

崖や上り坂でのジャンプは,自分の腕を見ながら少しずつ導入しておけばよいです。新雪のそれに比べれば若干重要度は落ちるからです。ただし新雪の少ないコースなどでは差をつける重要な要素なので「自然に浮きそうなところはとりあえず自分でジャンプ」するつもりでいれば十分です。

コーナーリング

直線では L + スティック上、緩いコーナーなら L + スティック斜め上で曲がり、それが厳しいなら L を離して曲がる、というのが基本操作。 以上,SSSより引用。

まあ上記引用文のとおりにすれば問題ありません。あんまり気にせず自由に曲がればよいです。でも一応,スティック真横だけで曲がりきれないような場合はライン取りを疑ってみましょう。

リカバリー

タイムアタックでは致命的なミスでも,マッチレースなら細かいミスでいちいちあきらめてなどいられません。そこでミスった後に復帰し,場合によっては遅れを取り戻す必要が生じます。

まず,バランスメーターが出た場合。バランスメーターが出ている間は,アンバランス状態の回復以外の操作は一切受け付けなくなるので,コーナーリング中であってもとにかくメーターを消滅させることだけを目指します。たとえバランスメーターの出現のせいで違うルートを通らざるを得なくなっても,前述のとおり多くの場合あまり重要な問題ではないので,さっぱりあきらめましょう。ちなみに復帰後に無理やり元のルートに戻ろうなどするとかえって悲惨なことになることがあるので,少しでも難しそうだと感じれば楽なルートに流れるべきです。ちなみにスティックを回す向きは逆でも結構回復するので,表示なんか見ずに好きな方向にぐるぐる回すだけというのもありだったりします。

次に,こけた場合。画面にも表示されますが,スティックを上に弾くことで極低速時に少し鋭い加速を得ることができます。あんまりこけすぎるとリタイアになるので気をつけましょう。

ミスによって後れをとった場合。ゴールとの距離やとった遅れの量にもよりますが,多くの場合はあまり気にせずに普通に走ればよいです。上述の基本テクニック(ジャンプを使うこと)を取り入れていれば敵よりも確実に速いので,自然に遅れは取り戻せます。遅れを取り戻そうと無茶をすると,さらなるミスを誘発し,危険なので避けるべきです。多少遅くとも,ミスをしないことの方が遙かに重要だということを肝に銘じましょう。ゴールに近い場合などは無理をしなければならないでしょうが,そういった場合はそのような状況になった時点でほぼ負けなのであきらめ半分でいた方がいいと思います。

ファイナルチャレンジ

基本的に普通のコースと変わるところはありません。シルバーストームとそのRについては何回でもやり直しがきくのでひたすら粘ればいいので楽です。

雪崩ですが,追いつかれるとリタイアになるというのは怖いです。ワイプアウト前の段階は雪に覆われて多少走りづらくはなります。ただ,走行にそこまで大きな影響を与えるわけではないので,あまり気にせずに走って問題ありません。このゲームの売りでもあるので,楽しんで逃げましょう。

ボードの入手法

前述のとおり,別に1枚目のボードでもクリアに支障はないのですが,性能は4枚目の方が高くそのほうが多少なりともクリアが楽になるのは事実です。さて,ボードですが,タイムアタックでコインを集めることで入手できます。タイムアタックではコース上に5枚のコインが設置されています。これを一回の走行ですべて触れるとそのコースのコインを入手したことになります。コインを入手したコースの数に応じて,新しいボード(全キャラ同時)が使えるようになります。1枚目は初期装備,2枚目はコイン2枚,3枚目はコイン5枚,4枚目はコイン9枚です。

コインは隠されているので,見つけるのは宝探し的な楽しみでもあります。それでもヒントがほしい人向けのヒントです。まずコインの近くを通るときらきら音がします。次にスラロームを走るとわかりにくいルートに誘導されることがあり,そのようなルートの先にコインがあることがあります。それでもわからないor見つけても取り方がわからない場合はFrom氏の動画を見るなどしましょう。

ちなみにファニーボードはスラロームで手にしたトロフィーの数に応じて出現します。トロフィーはスラロームの規定スコアをクリアすることで得られますが,基本的に完走するだけで手に入るほど楽なので,特に書くことはないです。

まとめ

以上です。重要なことを繰り返すと重要な順に,無理するな,新雪でジャンプ,着地でL,直進するときはL,自然に浮くところではジャンプってところでしょうか。ほかのことについては,エアメイクならうちの攻略記事を,その他のことはSSSを参照のこと。


執筆者:KAZOON
最終更新日:2007年11月28日