無防具アタック構想 ・初期考察 防具製作スキルを習得することなく,防具を装備することもなく二大ボスの撃破を目指す. 基本的に防具が重要な本作であるが,火力なくして二大ボスは倒せない. 相応の鍛冶Lvは必要不可欠な要素だ. 他方,超火力で犠牲を厭わず突撃しても十分にHP120万を削りきれるだろう. すなわち,武器に特化して育てることで,真イールミール打倒の効率が向上する可能性がある. さて,戦略を考えよう. こちらが一回動く間に向こうが2回動くとして, 双短剣の先制行動を考慮すれば,5ターンかけて16回攻撃できる. 4ターン終焉を使わない確率は十分高いので,終焉は無視できる. すなわち,平均7.5万の火力があればよい. 反転合成武器を用いれば比較的容易に達成できる条件だ. 難しいのはPT構成だ. 先頭の4人は先制行動のある双短剣が濃厚として,残りのメンバーはどうするか. そもそも,メイン火力の候補である双短剣・斧・杖はそれぞれどの程度有望なのだろうか. 双短剣の魅力はPスキルの先制行動・中列攻撃UP・物防御割合無視である. 物防御割合無視は最終的な火力として総合的に評価することになるが, 高い物防を持つ真イールミールを相手取るにあたって,無視できない要因となる. 中列攻撃UPは,最初の4人のうちの一人や,後発組にとって, 中列から前列と変わらない火力を発揮できるのは魅力的である. 先制行動は行動回数を増大できる極めて強力なスキルだ. 双短剣の攻撃スキルの候補は乱撃と無音殺だ. 乱撃は8回という攻撃回数でダメージを稼ぐスキルで,総ダメージの分散が小さいのが長所かつ短所だ. 無音殺は「勝手に前列に出てしまう」という特性から利用されることの少ないスキルであるが, 無防具プレイではこの特性が欠点にならない. また,真イールミールは物防が高いため, 単発の代わりに係数の高い無音殺は単純な火力の意味で乱撃と競合する. 自軍の多くが双短剣になることが想定されるこの旅では,詠唱期間中の無敵特性も魅力的である. 火力に関する考察は後ほど行うとして,次は斧について見ていこう. 斧の魅力は高い武器攻撃力・前列攻撃UP・力溜めの補助を受けたギガアタックによる超火力である. 間違いなく単純な威力としては最大である. デメリットとしてはスキル特性と前列攻撃UPの未適用化による中列からの威力低下や, 力溜め後に攻撃を受けて死んでしまうと攻撃チャンスを失ってしまうことが挙げられる. また,武器性能が高いため,地ケイジ稼ぎに難儀する可能性が心配される. PTの大部分を斧とするというよりは,ピンポイントに斧を組み込んで, 総合火力の底上げに用いることになるだろう. 杖の魅力は後列からの高火力とマジックアップとのシナジーである. しかし,マジックアップの使い手がティチェに限定される点や, 武器性能の低さから,双短剣の火力を上回れるか微妙なところである. 地ケイジがキツキツの場合には火力の面でメリットが有るのと対照的である. 火力としては料理とのシナジーがない点が厳しいところである. また,特に杖が複数いる場合にはギガアイスを当てることが難しく, フルバーストも当たらない場合には明らかに見劣りするフレイムまたはギガサンダーに頼る必要がある. マジックアップとのシナジーは魅力ではあるが, 運用が難しそうで,かつ武器性能の低さがどうしてもネックになりそうな杖は除外することに決定. 斧二人,双短剣六人,ティチェは弩といったパーティー構成で挑む. 主人公はニャーワン冒険者不明の素早さ特化の積載9.第四武器は短剣とする. 斧は主人公とシビィラが担当. なお,双短剣のスキルについては,威力5.8万程度で拮抗,それより大きければ乱撃が有利なようだ. とはいえ,威力8万程度までは差は僅かなので,詠唱特性を利用したいときや届かないときは無音殺, それ以外のときは乱撃といった風に使い分けていくことになるだろう. 装備は鍛冶Lv136,道具製作Lv198で次のような感じになる予定だ. 双短剣:攻撃18961 双短剣(金3皮1)+[杖(鉄2綿1)+[斧(皮1金3)+[杖(綿1綿1)+[斧(木8金3)  +[剣(金3牙1)+[斧(木2牙1)+[剣(木2牙1)+双短剣(鉄10皮1)]]]]]]] 斧:攻撃25876 腕力2 斧(木2皮1)+[杖(鉄2綿1)+[斧(皮1金3)+[杖(綿1綿1)+[斧(木7金6)  +[剣(金3牙1)+[斧(木2牙1)+[剣(木2牙1)+双短剣(鉄10皮1)]]]]]]] 弩:攻撃755 MP5 器用1164 素早59 [弩(皮10金3)+[弓(金3骨1)+弩(木10皮1)]]+[弓(金3骨1)+弩(木10皮1)] ・ゲーム開始 今回はレベル制限を課さないため,早めに戦闘を開始する方針で行く. とは言えPTメンバのレベルは揃えたいので,9人揃うまでは輸送生活をする. 積載9のレクシア,メイ,シビィラ,フレイミ,ギドゥン,ハマト,ダイガン 及び本短剣担当のホーホをPTに加え,戦闘を開始する. 装備は剛鉄鉱までを使った鉄鉄鉄の変則二段合成品. 双短剣のレクシア,メイと斧のフレイミとシビィラが先発メンバ. シビィラの斧と残りのメンバは非合成品を使用する. ボス戦では,火力に大きな差があるものの,馬車メンバも利用した総力戦となる. 初戦闘用には十分な高火力であるが,EL4あたりからキツくなってくる. 竜鉄鉱や神剛鉱をメインとする三段合成双短剣と二段合成斧に換装してさらにレベルをあげる. 双短剣はレクシアおよびメイ用,斧は主人公用で,残りのメンバはお下がりに換装している. 火水地ELをそれぞれ8まであげて1023年2月6日に闇竜戦へ. 総力戦の挙句に勝てるか勝てないかといった魔物賞金首戦と異なり,楽勝. ELを上げすぎて隊長戦が行けるか不安だが仕方がない. 光の時代となり,大会が始まる. 釣りLvがまだ不十分なため,会場で釣る作戦. 11時ごろの会場入りとなり,最大部門10位という成績ながら, 最小と数の1位をしっかり確保し,NPCの順位がバラけた結果,総合1位を獲得. ……まあ水エレメントはケイジ溢れで消え,釣りLvも別にいらないのだが. 料理大会は特に問題なく優勝. そして迎える武具大会.防具なしでどこまで戦えるか, 入賞ボーナスで防具製作を習得してしまわないかが不安視される. しかし敵の火力は想像以上に弱く,無装甲にも関わらず数撃に耐えた. 毒持ち双短剣をメンバーに迎えた甲斐もあり,なんと優勝. そして入賞ボーナスは鍛冶のみに与えられ,防具製作を習得することはなかった. その後,来る戦争に備え,装備を更新. 金を使用したオーバーウェイトの三段合成双短剣二本と三段合成斧一本を製作. 双短剣は重量1の剣(鉄10皮1)を使おうとしたところ, うっかり重量2の剣(鉄10木1)にしてしまい,重量7に.斧は間違えず重量6で製作. 無防具プレイではこのような無駄に重量の大きい武器を使えるのがメリットの一つである. 戦争の相手国は水の国となった.魔物図鑑を考慮して火の国側で参戦. 深夜を待って戦場入りし,なんとかLv7の水隊長を撃破.死力を尽くした総力戦であった. 直後,闇の城に赴いて古びたペンダントを受領.リンは失踪し,闇の時代となる. 製作,料理Lvを稼ぎながら討伐依頼をこなし,三竜を撃破. 闇竜を倒し,再び光の時代が訪れる. そのまま隠し通路を走破し,希望戦. キャラLv及び熟練度の上昇の影響もあり,特に苦労せずに希望を撃破. リミッター解除時代はさほど嬉しくないので,建国もせずに闇を望む. 釣り大会が予定されるも,火水戦争が起こって中止に. 今度は水の国側で参戦し,深夜でLv8となった火隊長を撃破. まもなく闇の時代を迎え,高い依頼報酬を満喫したのちに四竜を倒して光の時代に. 料理大会,武具大会と連覇し,いよいよ二周目に向けた絶望の準備が整った. ・二周目へ さて,ここまで考えてこなかったが,リンはどうしようか. まあ短剣は薬草を盗むくらいにしか使わないので, ホーホを地城下街に待機させてリンをメインに使っていく感じかな. いままで持っていなかった杖のPスキル,エレメント取得UPが地味にありがたいし. 出身不明なため,ホーホのみを地城下町に待機させ,8人総出で絶望し,二周目を開始する. リンをPTに迎え入れ,残りの三人は解雇.酒場をめぐり,元の仲間を集める. 集まったところで三竜退治を開始.必然的にリンを連れ歩く. 三竜を倒しきったところで幻影の塔に挑む. 雑魚竜を相手するのはまだつらいので,全て無視してボスに挑む. 双短剣組を前に詰める隊列とし,無音殺で後衛に集中砲火して後ろから崩していった. やや意外だったことに,幻影の塔ボスですら無防具の我々を一撃で倒す火力がなかった. さすがに数人は削りきられ,斧持ちの主人公がギガアタックを振るい始めたところで勝利. そこそこの歯ごたえはあれど,難敵とよぶ程ではなかった. その後,荷物を整理して闇竜を撃破し,二周目最初の光の時代を迎える. 大会はいずれも難なく優勝. 武具大会優勝時のボーナスで名声1000達成. 戦争はまたも火水戦.Wのために水側で参戦,Lv9隊長を難なく撃破. そして闇の城で発生するのがリンの「闇に打ち勝つ」戦である. 闇ELに依存するため,Lv9となっており,かなり苦戦したもののなんとか勝利. (どうでもいいけどこの戦闘は負けるとゲームオーバー(タイトル直行)なんですね) 無音殺を駆使して英雄(女),救世主,守護者,勇者の順に撃破. 最後にはシビィラとリンだけが立っているという死闘だった. 多分これ総合的には絶望より強いな……. 5日後の2025年2月3日,地ケイジが10000の大台に達した後,大樹の森探索中に闇の時代に. 討伐や製作をしながら三竜を倒していき,2025年2月9日,闇竜を撃破して再び光の時代に. 即日,隠し通路を突破,希望を撃破してリミッター解除. 同日,静かな玉座にいるアキナに話しかけ,光の国建国. 直後に絶望を撃破し,称号「巡り廻る終わり」および「伝説の勇者」を獲得. やはりLv9の闇に打ち勝つPTよりはるかに弱かった. まあ無防具とはいえLv158というのが絶望戦挑戦Lvとしては高過ぎるという話もあるが……. ・ティチェ戦へ 絶望も撃破し,一段落ついた. 次は最初の難敵,隠された洞窟ボス戦を見据えていくことになる. キャラLv,熟練度,鍛冶Lv,地ケイジは順調に伸びている一方で,道具製作Lvの伸びがいまいちである. クサッタクサ盗みは副産物の綿花とやいちごの所為で思うように集まらず,草花の不足が目立つ. 今後は自国拡張用の資金集めも兼ねて交易品づくりにも手を出すべきかもしれない. さて,リミッター解除状態ということもあり,主戦場を幻影の塔に移す. 現時点では流星サイドは完全には成立しないが,斧二人の補助によって高効率の殲滅は可能だ. 少しもったいないが,エレメントを自国の通貨Lに換金し,幻影の塔を攻める. Lvと火ELがものすごい勢いで増加する.Lv16人間賞金首ともなると,HPが莫大になり,倒すのは骨だ. しかし意外と攻撃力はあまり伸びておらず,勝利するだけなら比較的容易だ. 鍛冶は中間目標のLv116に到達し,地ケイジも12500をマーク. そろそろ交易品づくりに手を出す頃合いだろう. 幻影の塔でエレメントを稼ぎ,交易品を各国で売り払い,各国で買い集めた草花をすりつぶす. 幻影の塔での完全な流星サイドが成立する, 攻撃力3000程度の反転合成双短剣を作れる道具製作Lvに到達したらティチェ戦に仮挑戦しよう. 鍛冶Lv118(必要は116),道具製作Lv144に到達し,金不使用攻撃力3000超の反転双短剣,  双短剣(地玉5水1)+[杖(鉄2綿1)+[斧(皮1鉄1)+[杖(綿1綿1)+[斧(木3金6)   +[剣(金6牙1)+[斧(木2牙1)+[剣(木2牙1)+双短剣(鉄10木1)]]]]]]] 製作の準備が整った.金も最終装備群に必要な31だけ集まり,一安心である. 反転双短剣二本をレクシアとメイに装備させ,料理Lv100のドラバーンの煉獄酒蒸しを食べて挑戦. 何人か削られたものの,火力で押し切って勝利,称号「君が見るこの世界」を獲得. 武器性能というよりもキャラLvで押し勝った印象.ただ,この戦力だと太古の遺跡はまだ厳しいか. 物防0のままHPで耐える形になっているため,神々しい塗り薬ではティチェ戦でも役には立たなかった. 初期メンバがLv193に対してティチェはLv70と,随分差が開いてしまった. もう少し早く倒せたであろうことを考えるとちょっと後悔.まあ仕方がない. ・王都へ ティチェ加入後いくらか経過した2026年3月1日. 月替りの人口増に伴い,立派な街に到達. 同日火の国で開催された武具大会で優勝後,地の国が戦争準備状態に. 翌日午前中に介入し,宣戦布告.戦場を徹底的に蹂躙し,報奨金80800Lをせしめる. さらに翌日の3月3日,地の国で料理大会が催され,圧勝. 恐らく翌月には王都に到達できるだろう. 同月8日にダメ押しの釣り大会. 経済2万超えの大国だった地の国は敗戦の影響で平凡な国に. そして2027年1月1日,王都に拡張. 総人口は9万を超え,3パラも三国の初期値と同等の水準に. ……しかし鬼のように広いな.PTメンバ以外が出現しないので人口密度が低くて寂しい. 資材の備蓄も少ないのでとりあえず利便性重視のコンパクトシティを構築. 自国での野菜の栽培も開始する. ・最終準備期間 2027年1月7日,武具大会が行われる. 剣(鉄9皮10),双短剣(鉄9皮10),双短剣(鉄9皮10),杖(骨10金6)の組合せで挑むも, 決勝でレッドを倒せず,敗北.準優勝に終わる. サボテン焼きで攻撃力の底上げもしているが,一体倒すのがやっとである. 性質上「星に願いを」による回復が難しいこともあるが,無防具の限界が来ているといえる. 組み合わせ次第ではこのレベルでの優勝も可能ではあるだろうが……. とはいえこれで鍛冶Lv133に到達.目標のLv136まで後わずか,武具大会も必要ないだろう. 道具製作もLv171となっており,あと1年ほどで挑戦可能だろう. 2月5の釣り大会を無視し,2月7日に道具製作Lv182到達. 当初の道具製作Lv198はメンテナンスや斧を考慮しておらず, 素早さも圧倒的に低い状況を想定してのことであり, 大きく性能の劣るこの製作Lvでも真イールミールの打倒可能性はある. というわけで三周目に向けて闇を望み,製作を開始する. リミッターは大樹の森の取得エレメントを考慮して16とする. ・装備製作 まずはレシピの確認.製作レベルは鍛冶Lv136,道具製作Lv182である. 双短剣:重量9 攻撃12187  双短剣(金3皮1)+[杖(鉄2綿1)+[斧(皮1金3)+[杖(綿1綿1)+[斧(木8金3)   +[剣(金3牙1)+[斧(木2牙1)+[剣(木2牙1)+双短剣(鉄10木1)]]]]]]] 斧:重量9 攻撃16737 腕力2  斧(木2皮1)+[杖(鉄2綿1)+[斧(皮1金3)+[杖(綿1綿1)+[斧(木7金6)   +[剣(金3牙1)+[斧(木2牙1)+[剣(木2牙1)+双短剣(鉄10木1)]]]]]]] 弩:重量4 攻撃127 器用322 素早428 地3  [弩(地玉10金10)+短剣(宝10水1)]+短剣(宝10水1) 双短剣と斧は当初の予定と同じレシピ.道具製作Lvだけが違う. 弩は当初の予定の器用さ特化から素早さ特化のEL付き二段合成に変更. 基本的にメンテナンスしかしない予定なので,素早さが重要. キャラLvが十分に高いため,効果時間のための器用さは不要. サブ火力としての反転攻撃弩にするか迷ったが, EL付き二段合成の啓蒙の意味も込めてこの形に. ちなみに二段合成ものなので,純粋なエレメント合成と異なり, 金10を水にすると性能は低下する. 双短剣と斧の斧(皮1金3)は鍛冶Lv116時点で作っておくべきだったが, うっかり忘れていたので鍛冶Lv136で作ることに. 材料を火城下街においてあるので,火エレメント稼ぎを兼ねて幻影の塔を一周. 色未決定の弩のベースを除いて鍛冶を済ます. また,もう積載は不要なため,白馬からグリフォンに乗り換え. ここで,2月8日に火の国が戦争準備状態に. 幻影の塔をもう一周し,双短剣を二本作ったところで介入し,開戦. 2月9日の午前中に火隊長を撃破し,エレメント稼ぎのために地の国へ向かう. 大樹の森への突入の瞬間闇の時代に. 翌日,闇の時代の報酬の大樹の森討伐依頼を 地南港町,地城下町,地山奥の村の分だけこなし,地北港町へ. 地北港町で同じく討伐依頼を受け,火の国に渡る. 火北港町と火城下町でしょぼい火山洞窟討伐依頼を受け,火竜撃破. 陸路で水城下町に向かう.割と良い海底洞窟討伐依頼を受け,水竜も撃破. 翌日も闇報酬の依頼がほしいので,光の時代にせずに地の国に戻る. 2027年3月2日,地城下街と地山奥の村の討伐依頼をこなして地エレメントの回収は完了. 3月2日に全てが終わりそうなので王都にて地結晶を使った弩を制作し,闇の城へ. なお,製作中の道具製作Lvがひとつあがってしまったが,性能には影響しない. ・独裁者 再び光の時代とし,リスタートは水の国を選択. ドラバーン2尾と煉獄酒2本を倉庫から回収し,雪の地へ向かう. 雪街にて最後の自宅を購入し,ドラバーンの煉獄酒焼きを摂食. 太古の遺跡を駆け抜け,ボス戦突入. なお,この時点で主人公ら8人のLvは257,ティチェはLv183,料理Lv109である. 武器熟練度はティチェを除いて124~126となった. こちらは左上に双短剣4人を固める形. 中央の一人がサイドスラッシュで全体を攻撃し,残りの3人の乱撃で鉄人58号一体を撃破. 控えはノ,ティチェ,シビィラ,双短剣二人の様に配置し, 斧組は最初は一歩前に出て力溜め,次にもう一歩出てギガアタックor大地崩壊のスタイル. 斧が最初のターンに前進できるように各人の配置に注意して進める. ティチェは斧を優先してメンテナンスを掛ける. メンテナンス対象が居ない場合はしかたがないのでトラバサミなどでお茶を濁す. バズーカ,波動砲,重力制御などの範囲攻撃で大量に削られると押し切られるバランス. 序盤をやり過ごし,力溜めをした斧が攻撃前にやられるなどがなければ勝利できる. ギリギリを目指すならもう少し戦力を落とせるが, ストレスなく勝利するにはちょうどよい強さだと考えられる. 地味にきつかったのが,器用さ1212シビィラが重力制御で動けなくなってしまうこと. 器用さ1499のノは無事だったため,その差が余計際立った. かくいうノも掴んで投げるによる腕の怪我は負ってしまう. それにしても地の日とはいえ,曜日・料理補正込みでの腕力の差が 腕力特化のシビィラと素早さ特化のノでわずか383というのは泣ける.誤差と言って良いレベル. 火の日ならまだましだが……,やはり腕力特化にするメリットはないと言って良い. 全体としてはやはり地の日がバランスが良く, 地の国出身となるデメリットはあるものの,器用さ特化も悪くない. 腕の怪我を考慮すると器用さ重視で出身だけ不明にするといった調整が便利か. ・世界王者 太古の遺跡ボスクリア後,闇の城に直行. なお,移動速度最優先のため,L-9は取らずにグリフォンのまま移動. 即絶望し,三周目に. 火の国で再スタートし,各街でメンバーを集め,地南港町で再集結. ドラバーンと煉獄酒のすき焼きを食べ,隠された洞窟へ. 太古の遺跡と同様の隊列で真イールミールに挑む. 早々に終焉を唱えられたり,斧の移動路を塞いだりすると負け,そうでなければ勝利できるバランス. 基本的に乱撃とギガアタックの連打.双短剣は範囲外なら無音殺も交える. ノーガードの打ち合いで,戦術もクソもないが,お守りなしの総力戦は新鮮だった. ・反省会 まず感じたのは,防具なしでここまで楽に進めるのは予想外だったことだ. というのも,無防具プレイと重装備剣の肉壁依存プレイでは敵火力の計算に大きな違いがある. 前者では平均火力が重要なのに対して,後者では最大火力が重要になる. すなわち,前者では削りきられるのに何ターンかかるかが重要であるのに対して, 後者では力溜めギガアタックで倒れてしまわないかどうかが重要であるということだ. 真イールミールを落とすのには平均火力が重要で,流星サイドの成立には最小火力が重要なのと似ている. その意味で言うと,ガンガン戦闘してHPがそこそこあるならば, 防具なしでもそこそこの耐久力を保有していることになる. タイムアタックを考慮すると,防具製作Lvあげに何のコストも費やさなくていいのは素晴らしい. 水ケイジ位は拡張し,街の防具制作屋で石頭くらいは作ったほうが楽に進めそうだが. 特にティチェ戦は三段合成武器+適当な防具(主に石頭?)がよさそう. プレイ時間は115時間弱となり,100時間切りはできなかったが,120時間切りは達成した. 今回はエレメント稼ぎの場を幻影の塔としたが, 大樹の森を主要な稼ぎ場にすればもう少し早く行けたかもしれない. 大樹の森Lv10と幻影の塔では魔物から得られる平均地エレメント量は同等だが, 討伐依頼報酬とエレメント塊の分大樹の森に軍配が上がる. また,杖のエレメント取得UPなしで道具製作Lvあげを進めたのも良くなかった. 鍛冶Lvに関しては,下げ過ぎると必要な道具製作Lvも上がるからどこまでかという問題はあるが, 最低限必要なのは斧(木1金3)のLv94.道具製作Lvとのバランスも考慮すると斧(皮1金3)の116まであるとよい. ついで木5金6の120,木7金6の130,木8金3の136,木10金3の146と続く. バランス的には136/180か146/178くらいが良さそうだろうか. 再挑戦する場合はエレメント効率の上昇に伴うキャラLv低下 および武器熟練度の低下も無視できない点に注意する必要がある. 装備としてはティチェは意外と攻撃の機会があったことから,反転攻撃弩にするのが良いだろう. 斧は確かに双短剣より強力であるが,力溜め中にやられると大損をこき, 出現時に前に移動できない場合の機会損も大きい.従って,二人か三人が限度と言える. 三人の運用は結構微妙で,製作必要地エレメント量の観点からも二人で十分か. また,怪我の問題を考慮すると,二人目はシビィラではなくメイがよいと思われる. これまで何度もプレイしてきたが,やはりシビィラが強いとは思えない. 序盤のMP不足の問題もあり,終盤では腕力より器用さ素早さが重要だ. なんで「強さ」の観点でこんなに人気なんだろうか……. ティチェの武器についてはやはり弩で良いだろう. メンテナンスは予想以上に強力に働いてくれた. ティチェを本にしての杖の運用は,面倒臭さやメンテナンス喪失, 料理効果の不一致等のデメリットを上回る成果はあげられないと思われる. ・あとがき(2014/9/24 追記) 低鍛冶Lv合成では皮を使うより玉石を使うほうが高性能になることが判明. 実は斧(玉5金3)の重量が1になるのは皮と同じ鍛冶Lv116だった. これにより貴金属を利用した反転とブーストを行うことができる. ☆は上がるので中間ベースの☆を落としてバランスをとることになる. まあそれはさておき,今回の戦法のキモは, 味方のHPの総計を9分割された1つのリソースとみなすところにある. 従来私がとってきたのは「剣と本」で鉄壁を維持する方法だ. これは敵の侵攻力を事実上0にし,戦線を無期限に維持することで, こちらの侵攻力をさほど気にせず(終焉を除く)に済むようにするものだ. ヒールによるHPの維持には限界があるため,物防および魔防が何よりも重視される. しかしこの戦法は6人もの仲間というリソースを無視するものであり, それを埋めるために剣の防具に割かなければならない 製作Lvおよびエレメントの量は甚大となる. そこで,ボスを落とすために必要な条件を根本から考えなおしてみることにする. 特に敵が一体で回復もしない真イールミールがわかりやすいが, 「こちらが負けるより前に,敵のHPを削り切る」ことが撃破の必要十分条件である. こちらが死ぬ前に相手に与えられるダメージの総量は, 単位時間あたりのダメージ量×継戦時間である. 「剣と本」では継戦時間を十分大きくとることで, 単位時間あたりのダメージ量を気にしなかったが, 「フルアタッカー」はむしろこちらを重視する. 「フルアタッカー」の単位時間あたりのダメージ量は 「剣と本」に比べてざっくりと4倍にも及ぶ. 他方,継戦時間ははるかに短く,目に見えるほどの量だ. 特に真イールミールでは「敵が9回攻撃するまで」とはっきり決まっている. (もちろん終焉などのイレギュラーはあるが,大筋としてはこうだ) 考えてみれば,太古の遺跡など複数体の敵がいるボス戦では, 「まずは敵の数を減らし,手数を落とす」ことを狙う. これは敵の単位時間あたりのダメージ量を削って,継戦時間を伸ばす行為に当たる. 逆に言えば,こちらの手数を増やせば必要な継戦時間は短くなるのである. 継戦時間を考えるにあたって,こちらのHPリソースが9分割されているという事実は重要である. すなわち,個々人のオーバーキルダメージを無視することができる. 特に火力とHPのバランスが大きく火力に傾いている真イールミールは, 約5万もの威力のある単体攻撃で削れるHPはたった6000程度である. 最弱の通常攻撃すら威力約2万であることから,これを物防とHPで押し止めるのは無駄が大きいことが分かる. 逆に,太古の遺跡ボスは最高威力のロケットパンチですら威力6000程度であり,この威力の割に総HPは大きい. そのため,二段合成防具があれば十分渡り合えるにも関わらず, 今回の旅では反転武器を使ってようやく押しきれるというものであった. 総合すると,太古の遺跡ボスをゴールとするなら防具を重視すると良く, 真イールミールをゴールとするなら防具は無視するべきである.